2026.03.12
TOZAOU
TOZAOU 2026 Fall Winter ORDER EXHIBITION
どうも
星野です
連日の強風と花粉の影響で滅入っておりますが来シーズンの買付出張もラストスパートで頑張っております
さて
今週末からスタートするイベントのご紹介です
“TOZAOU 2026 Fall Winter ORDER EXHIBITION”

期間:3月14日(土曜) – 22日(日曜)
場所:THE MODERN AGE
今シーズンもありがたい事に店頭受注会を開催させていただく事になりました
先シーズンに続き、全国で当店のみの開催となります
全国のTOZAOUファンの皆様に是非、この機会に群馬まで遊びに来てもらえたら嬉しいですね
あまり話し過ぎてしまうと勿体無いのですが、本コレクションの展示会後
魚里さんとお電話で話した内容を少し僕なりに抜粋(解釈)して書き綴ってみたいと思います
本コレクションはまず
洋服を”着ること”よりも”心地良いかどうか”というイメージを大切にしていくと言う点からスタートします
展示会前に頂いた資料の一節を引用させていただきます
服は、 着ていない時間の方が長い。
掛けられて 待っている時間も含めて。
明日も着たい一着は、 きっと 着ていない時間の中でも 育っている。
その中で今回、展示会場にあった一冊の本がその秘密に迫るヒントになりました

写真手前に写る、ミヒャエル・エンデ作のMOMOという小説です
恥ずかしながら、この物語について未読だったのですが、展示会へ伺った後に物語の詳細について調べました
あらすじはある少女(モモ)が灰色の男たち(時間泥棒)から奪われたみんなの時間を取り戻していくという世界線なのですが
その中で時間とは本来どう使うべきなのか、そして、自分自身が時間とどう向き合えているのかなど
多くの事について気付きを与えてくれる物語になっています
無駄なことを排除し、多くの物事を節約し時短を目指すのが素晴らしいと唱えるシーンなど出てくるのですが
果たしてそれが本当に正しいことなのか、否か
そういったテーマを突きつけられる物語です
これを踏まえて、コレクションに照らし合わせてみると
製作過程で仕事効率は悪いけれど、非常にクオリティが高いものが存在したり
着ている時だけでなく、それ以外の時間(着ていないでクローゼットで眠っている時間)も含めて一つの洋服として存在価値があったり
きっと生活の一部に組み込まれていくという部分を強く感じるコレクションになっていると僕は捉えました
電話での魚里さんの言葉で
“自分の意思で選んだという事実を経験にしていく”
という一言が印象的だったのですが、これこそ現代に足りないピースだと感じました
周囲の事を気にして世間が良いと思うものだけを手にしていれば良いと思っているだけでは
自身の経験としては少しも成長がないと感じます
洋服ひとつ取っても、自分の意思決定が重要であって
それを積み重ねることで自身のスタイルになっていくのではないでしょうか
本コレクションでは、そんなことを少し意識してみながら
このブログの内容を事前に頭のどこかに置いておいて、ラインナップをご覧いただけたら嬉しく思います
学生時代のテストと一緒で
ファッションも予習してからチェックすると、また違った側面が見えてくるかもしれませんよね笑
長く話し過ぎましたが、ザッと今回のイベントに向けて僕自身が感じ取った何かをここに書き連ねてみました
最後に
デザイナー魚里さんからもコメントを頂戴いたしましたので、こちらもご一読いただければと思います
「着ていない時間の中で生まれる服の表情」にフォーカスしています。
掛けられた服の佇まいや、そのシルエットをつくるディテール。
着ていない時にこそ現れる生地の表情、加工による経年変化。TOZAOUらしいシルエットと素材感と共に着て・見て、楽しんでいただけたら嬉しいです。
ファッションは中々、言葉として伝えることが難しい分野だと思うのですが
TOZAOUの洋服を見るようになってから、少しだけ言語化することの楽しさを覚えたような気がします
そんな、ちょっとだけ文学的な一面も考えながら
自由に皆さんの感覚でこの受注会を楽しんで貰えたら最高です
そんな感じで
また書きます
星野


























